
移植・外科研究部は、ポストゲノムアプローチ、システムバイオロジー、バイオインフォマティクス、分子生物学、発生学を融合させた次世代の発生・再生医学研究および臨床遺伝研究を遂行しています。
ポストゲノム時代において、研究の方法、主題は大きく変貌しています。1遺伝子を追いかけてノックアウトマウスでフェノタイプを狙う生命現象のボトルネックを追う研究に加えて、生命をネットワークとしてとらえ、脆弱なカスケードだけでなく、何重にもバックアップが施された強固な遺伝子システムも解読できる時代がそこまできています。例えば、Sox9を例にとれば、この一枚の転写因子がONになることで、体の形つくりの基盤となる軟骨発生と、性分化の両方のイベントがドミノ倒しのように引き起こされます。このドミノ倒しの全体像を捕らえながら、興味深いピースに焦点をあてるのが私たちのポストゲノムアプローチ
“Systems BioMedicine”です。
このSystems BioMedicineのコンセプトは、従来のSystems
Biologyと意趣が異なり、また、ざるですくうような網羅的解析とも違います。限られた数の遺伝子を、新しいアイデアのもと、マシーンやコンピューターを大胆に導入することで、システマティックに解析し、すべての過程でFinal
Answerを提示しつづけながら、それら膨大なデータから帰納、演繹をおこなうというリバースエンジニアリングを基本とします。すなわち、全てがポジコンであり、かつネガコンであり、やり終えた研究は、どれも決して腐ることない結論となり、建築物のように人類の遺産として残っていくはずです。
こうした研究成果の中から、自分たちの英知を超える新しいコンセプトにつながる興味深い現象がかならず浮かびあがってくるはずです。

| 研究部構成員 部長 浅原 弘嗣 室長 高田 修治(成育生態学研究室) 室長 梨井 康(移植免疫研究室) 室長 絵野沢 伸(実験外科研究室) (↑実験外科研究室HPへリンクします) プロジェクト研究員 平岡 秀一 柳谷 隆宏 横山 成俊 伊藤 義晃 山下 聡 連携研究員 味八木 茂 井上 敦 研究員 五十嵐 ありさ 他20名 連携大学院生 泉 奈津子 大賀 光一朗 佐藤 天平 堀内 真千子 リンドマン ヨーレル 渡邉 隆司 渡邉 珠実 |
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